今年(2016年)のノーベル文学賞受賞者はボブ・ディランさんです。ということを聴いたときえっと思いました。(その後の経緯のいろいろは置いときます)改めて考えることなく文学賞だから作家が対象になるものだと思い込んでいました。
今でもすらすらと英語の歌詞が理解できるわけだはありませんが、生き方も含めてその姿勢そして時代を反映したバックに映される映像とともに聴こえてくる曲の心地よさにひかれていました(他のプロテストソングと言われた数々の名曲とともに歌詞の要約は目にしていましたが)。
受賞発表後さまざまに伝えられる見解を自分なりに咀嚼し伝えられる“歌詞”を改めて読んでみると曲がついていなくとも十分に内容のあるものだと気づきました。
平和と普通の生活を求めて軍事基地建設に異を唱え続けている沖縄の人たち、いまだ終息のめどもつかない原発事故そして危険な核を使っての発電に待ってくれと言っている人たちの声を一向に聞かない人たちの存在ことを思うとこの歌・詩がいまだに古くならず力・意味を持っていることがよくわかります。いまだ過去のものにならないというのは問題だと思いながら。
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