アメリカ合衆国と言う国は、話し合いのできる相手ではないということがこの度の事でもまたはっきりしました。
ちゃんと窓口を設けて対等な関係で話し合うという関係ではなく、宗主国と「植民地」の関係ですよね。
相談するとか、ましてや同意をもらうなんてことを必要と思っていない。その発想すらしない、日本政府を見下した態度ですよね。
でも、国は見下され対等な相手とみなされていなくても、抗議をやめない沖縄の人たちはこの度も負けていませんねぇ。
市井の人たちが“負けていない”ということは「オバー自慢の爆弾鍋」を聴くだけでも強く感じます。
沖縄平和ツアー一日目の交流会で、すごく楽しい乗りのいい曲を耳にしました。
耳に残った“オジーィ自慢のオリオンビール”を頼りに曲名、そして歌っている人(グループ)を尋ねました。
いろいろな経緯を経てようやく手にしたCDを繰り返し聞いてみたら、交流会の時はただ楽しく聴かせてもらっただけの「オジー自慢のオリオンビール」の歌詞が、大きな困難に直面した時の男の不甲斐なさ、悲哀を感じさせるような内容だったのでちょっとびっくり。 (歌詞からは同時に、決して全否定ではないし、歌・音楽で辛さに耐えている姿の見える暖かさを感じますが。)
それ以上にびっくりしたのは、同じCDに収められていた「オバーの爆弾鍋」を聞いたとき。
日本(軍隊)は戦争には負けた。アメリカ合衆国の軍隊に占領された。
でもそのアメリカ合衆国の爆撃機が落とした爆弾・不発弾で煮炊きする鍋を作った。
「女手一つで屋台を始めてこの店も 今は食堂 この鍋で次男は大学行かしたど ~ 学も遊ぶもまずはご飯を食べてから 栄養栄養心にも まずは栄養つけてから ~
アメリカ兵隊もひもじい人なら大歓迎 だけどオバーの爆弾で満腹轟沈させようね ~ 」 だって。
負けてませんよね
国は負けても、人は負けてませんね(特に女性・母親)。
この度のことは、「アメリカ合衆国と言う国はこういう国なんだ」という思いを一層強くさせられる一連の対応でしたね。
最後に今一度言っておきますが、この度オスプレイが日本・沖縄に来たことには同意していませんからね。
みんなが嫌だ!と反対したのに、一切構わず勝手に押し切ったんですからね。
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