2012年9月30日日曜日

“コスモスの丘行” すべてを 共有したいと願ってのことだったんだなぁ

  大型の台風17号が各地に大きな被害をもたらしながら今夜にも私の住む地域に接近するようです。


 今月いっぱい(9月)が見ごろと言う魚沼の丘陵に咲くコスモス。先週の雨に続いて今日はこの台風で行くことが叶いませんでした。

 峠道を車で2時間近くかかる丘に咲くコスモス。
 朝早くに出かければ台風の雨風が来る前までにどうかなと最後まで迷ったけれど、こちらの地域より早く天候が崩れる位置にあるので無理をしないことにしました。

 高く抜ける秋の青空に映えるコスモスのイメージが頭にあったものだから。



 代わりに昨日家に来てくれた知人が薦めてくれた○○○公園に行ってきました。
 ここは前から話には聞いていたんだけど近すぎてパスしていた処。
この度は、それもいいかなと思い出かけてみました。
 “コスモス”と言うことなら同じ(?)かなと思って。

 

 公演の駐車場は車でいっぱい。
 ここは駐車場も広いし、新潟中心部から来ることを思えば遠からず近すぎず、ちょうどいい距離なんでしょうね、車も人もいっぱいでした

 女性同士のグループ、親子、孫とおじいさんおばあさん、カップル。うらやましくも、いい時も悪い時も共に乗り越えてきた夫婦連れ。(日本でもこんなふうに夫婦で出歩くようになったんだなぁと、少し認識を新たにしました。) 

 そして、小さな子供を真ん中にした家族連れ。
 いつも一緒にいるとその大切さ以上に大変さが気になる時もあるので、せかしたりちょっと大きい声で接したり… 

 今日ここに来ている人たちは、日常ではないけど特別遠くに出かけてでもない。ただ一緒にいて、まだ満足に走れないような幼い子どもとふざけて追いかけっこをしたり遊具で遊んだり花の間を歩いたり、手をつないだり、シートを敷いてお昼を食べたり。
 決して、周到に準備をして今日に臨んだという一大イベントではありません。ただそれだけ。
 子どもはお父さんやお母さんが好きだから一緒に居ればそれで嬉しいんだ。遠くまで出かけたから、いいものを食べたからじゃないんだなぁと改めて感じました。



 これでもいいんだよなぁ。

 昔々、私はいろんな体験をさせよう いろんな所へ一緒に行こうと一生懸命でした。
でも“しなければしなければ”と考えすぎていたと今ならわかります。疲れましたよ。

  

 車のところに戻ったら車がずいぶん入れ替わっていました。バーベキュウをやっている人たち以外はそんなに長居しないのかな。

 私は3時間ほどもいたのでしょうか。ゆっくりしたと思いました。

 エンジンを始動させ走り出しながら思いました。

 コスモスは見た。ただ、コスモスたちの咲き方、面としての広がり、空とのつながり方が此処は此処。 魚沼の丘陵と共に作り上げるコスモスたちの咲き方とは違っていたなと思いました。
 あのシュチエーション、出かける、その道中も含めてが私の今回にとって意味があったんだなぁと思いました。

 そのすべてを  共有したいと願ってのことだったんだなぁと自覚しました。



 今にも強い風と雨が覆いかかってきそうです。
 帰ってきてから少し前までは、何を楽しそうにやり取りしてるのかなぁと聞いてみたいほど楽しそうにカエルたちがにぎやかに鳴いていたのに今はそれも聞こえません。代わりに聞こえてくるのは木の枝を揺らして聞こえてくる風のざわめき。空も一段と暗くなってきました。いつ強い風と雨が来てもおかしくない気配です。   

 来るぞ来るぞ! と言う今のこの気配、弱いなぁ。   9・30

0 件のコメント: