2014年8月7日木曜日

いやなことはしない


2次大戦後に生まれた団塊の世代の一斉退職が続いています。企業の方でも技術の継承ということでは頭の痛いことですが、当人にとっても環境の激変を意味しますので大変です。団塊の世代の人たちへの社会(制度)側からの対応、当人たちの動向はこれからもずっと社会全体の問題となり続けるでしょう。

 

“団塊の世代”戦後日本の復興のため、勤め先への滅私奉公というか良くも悪くも頑張ってきた人、特に男性。いざ定年・退職となると会社以外でどう生きていくかすごく大変。極端な話、家庭・家族内とまでいかないでも、お隣さん・町内・地域への繋がりづくりはすごく大変。

 

先日どの番組だったか、会社勤めをしていた人が定年退職した後の生活についての紹介・提案が3つされていました。提案はいずれも「まぁそうだろうなぁ」と納得するもの、ただしその中にひとつ番組が終わった後でも考えるものがあったんです。 それは「いやなことはしない」

わかります? 勤めていた時は、気の進まないことでもいやだからと言って選んでいられません仕事ですものねぇ。でも会社から離れ自分の主人公は自分の生活になった後は、よりよく生きるために「いやなことはしない」自分で自分の生き方・やりたいことを決めていいんです。 これ「好きなことをする」でないところが意味だと思います。

いやだと感じることを無理にすることはありません。でも、好きなこと・これまでやってきたことだけにとどまるだけでは、楽だけど体も心も委縮していくだけです。いやなことはしないけど、好きなこと自分がこれまでしてきてわかることだけをしていたんではそれまでの世界以外との出会いが生まれません。

女性の、仕事をしている時から上手にお隣さん・地域・会社以外にもお付き合いのつながりを作っているのと比べると、男性の方は相当意識しないと家に閉じこもったままになりますからねぇ。おぉー怖。

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