2015年6月24日水曜日

普通の幸せ 普通の家族 娘も娘の夫もみんな泣いていた


「東京に住む娘から一歳の息子が緊急入院したと連絡があり、僕は新聞の配達を交代してもらい即上京した。小児専門病院なので親でも面会に厳しい制限があり、孫に会えたのは翌日の正午。  眠っているかなーとベッドに近づいたら、彼はふてくされたような顔をしていた。娘(母親)の姿を認めた瞬間、顔がパーッと輝き同時に号泣した。  母親の胸にしっかり抱きついても泣き止まず、「特別サービスよ」と母乳を与えても「ワァーン」。父親に抱かれても「エーン」。初めて体験した家族と離れて過ごした一晩は、彼にとってどんなにさびしく不安であったことだろうと思ったら、カメラを構えていた僕も泣けてきた。娘も娘の夫もみんな泣いていた。  僕はひそかに誓った。これが普通の家族の姿。これがありふれた幸せなんだ。誰にもこの生活を奪う権利なんかない。集団的自衛権は断固反対、憲法9条は絶対守る!それが水戸じいの最後の仕事だ、と。」

                       茨城県水戸市 YY

 

この新聞・読者欄に掲載されていた(201478日)投稿を見つけたのはちょうど安倍
内閣の憲法解釈変更の閣議決定が出されたころ。この男性の、若い夫婦と小さな男の子の 心情と情景が目に浮かびおもわずもらい泣き、共感しました。

 

緊急入院という大変なことは起きてほしくないけれど、日常の様々な場面で安倍首相の危険な言動に対してこのように思いを新たにした人が、その後の変化を見ていてたくさんたくさんいることを実感しています。

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