2015年6月27日土曜日

上級救命講習


上級救命講習を受講してきました。(610日)    

少し前、私自身はその時別の所で仕事をしていたんですが、夕食時にふわーとというかスーッとという感じで意識の無くなった方がいて。私もすぐ駆けつけて様子を見たら、呼吸も脈もあり反応もあって逆に「AEDの対象じゃないみたいだけどじゃあどうしよう」と手詰まりなってしまったことがあったのです。必要なければ機械がそう教えてくれるわけだし、使わないで後悔するよりはせっかくの機会を無駄にしないように装着しようかと迷いました。その時、機械の扱い方はわかるけど、どういう時に使うかの判断はまた別なんだなぁと感じたのです。
今の所はもともと研修に力を入れているところですが、そんなこともありみんなが救命講習を受けましょうという機運が盛り上がったのです。ただ、私はすでに普通救命講習は何度か受けたことがある上に保健師と共に地域の会員さん向けにAEDの使い方 心肺蘇生の紹介などをしていた側でもあったので「復習ということでは何度やっても無駄ではないけれどなぁ」という気持ちが正直なところありました。と、そんな時に上級救命講習が行われるという情報を入手、体制保障外になるので自分の休みを使ってでしたが「昨年は同行援護や移動支援だったけれど今年はこれで行くか!」という気になったのです。

 救命講習は、一番短時間の90分のものからみんなが受講した3時間コースの普通救命講習。そしてこのたび私が受講した丸々一日かけて行われる8時間コースのものがあります。(この上には3日間講習を受ける普及者養成講習がある)
講習は映像も併用しての講義の後ひたすら実地、後日筋肉痛が出るほどにたっぷりと繰り返させられました。AED一つとっても使い方はもちろん、倒れた人を発見するところから始まりいろんな状況の中でその人の所までどうやっていくか(状況によっては2次災害を防ぐためにいかないケース)周りへの協力の求め方、ダミーの数もたくさん用意され何度も何度も練習しました。大変だったけど、人間の命がかかっているんだからこれくらいしなければいけないことなんだなぁと改めて感じました。他に、止血法や骨折の時の対応等々。昔と違って優先順位は下がったけれどマウス・ツウ・マウスの人工呼吸。機械の扱いだけでなく、今のご時世装着するときの配慮等まで教えてもらいました。
願うならばこのような場面が起こらない方が好いわけだけれど、いざという時はちゃんと対応ができそうです。 

団地総会で災害時対行政との窓口になる係になったし、上級救命講習はなかなか開かれないので、このたび運よく知ることができたのはすごく幸運でした。

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