3月
4日 11「おみおくりの作法」 イオンシネマ南
良くも悪くもさざ波ほどの波乱も起こらない毎日の繰り返し。弔ってくれる身寄りのない人の最後の儀式・お葬式を手配し列席しその遺影を保管していた主人公の生活。それが・・・ と思った矢先の悲劇(突然の事故死)。この世的には救われることないままのラスト、でも生前主人公が弔った人たちが主人公の葬られたお墓に集まってきておみおくりをする。救われました。けれど無いようで結構思いつく着想と展開かな。
17日 12「イントゥ・ザ・ウッド」 イオンシネマ西
これはもうチラシの写真(赤ずきんちゃんの顔)で一度観ておこうと思い立った作品。
西欧のお話が日本に入ってくるとなぜかハッピーエンドに変えられてしまう。それがこの作品は本来の筋立て終わりかたのまま作られていました。男の狡さ愚かさを見せられたような感あり。 いろいろな意味があるんですねぇ。
19日 13「風に立つライオン」 イオンシネマ県央
実話をもとにした作品。医療支援でケニアに赴任した主人公の生と死、日本とケニアでの出会いと別れ。映画「おじいさんと草原の小学校」に挿入されていた、独立闘争の時のマウマウ団への弾圧の模様を思い出してしまいました。
主人公と絡む縦線となる登場人物に3・11被災地を訪れさせていて、遠く離れたアフリカの地での地域紛争が一人ひとりに残る爪痕を通して遠く離れた地にも何十年と経った現在にもつながっていることを気づかせてくれました。
24日 14「ひまわり/沖縄は忘れないあの日の空を…」
2014年晩秋に石川小学校敷地内に建立されているアメリカ軍ジェット戦闘機が墜落したことを伝える碑を見てきました。
2012年初めて沖縄に行ったとき「今映画を撮っているところだ。 完成したら全国で上映運動をする伝々」という話を聞きそれ以来気になっていた作品。個人的には、演出がもう少し異なっていたらと思う気もあるけれど、念願の一本。
なかなか機会はないと思うけれど、その機会があったら是非一度会場まで足を運び映画と上映を進めている人たちに出会ってほしい作品。
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