2017年1月16日月曜日

F2 16-3-8  自動車運転免許 私・彼女の場合 1/2


  
  生まれ故郷とマニラ近郊の街しか行った(居た)ことがないという人が、介護の仕事をしたいといきなり海外・日本にやってくる。この展開は国際性という事で考えると日本人も選択肢としてもっと意識した方がいいと感じています。

これまで 今 そしてこれから先のことを考えてエイヤッと思い切った行動に出たのかなぁと私なりに考えてもみますが、それが当たっているかどうかをわざわざ確かめるのも野暮というもの。彼女は考え決断し行動した、そして結果が出たわけです。やはり動いてみるというのは大事なことだと改めて思いました。



 介護の仕事をしたいと初めて来日。縁あって前職から介護の仕事に変わっていた私が説明を頼まれました。 第一印象、幾度か会って感じたのは、技術的なことは訓練で習熟するのでまず一番大事な人間性 人柄的には問題なし、だけど日本で日本のお年寄りの介護をするとなるとまず会話そして業務上文字の読み書きができなければどうしようもありません。他のことよりもほんとに介護の仕事がしたいのかよく考えること、もしほんとは他の仕事のほうがとなっても、日本で働こうと思うならばいずれにしても言葉を覚えましょう、というところまで行って帰国となったわけです。



 これから先就職しようと思うならば、パソコンが使えることと車が運転できることは当たり前になっていくでしょう。

 彼女の場合、日本語の読み書き(ケース記録・伝達)は大きな課題だけれどパソコンの扱い自体は問題なさそう。問題は車の免許。

日本での生活に慣れてから自動車学校に通ってというのでは、免許証を手にするのは何年も先のことになってしまうでしょうし。学科・筆記試験は日本語以外でも受験できるとはいうものの、基本的な交通ルールがわからなければ合格なんておぼつかないでしょうし。

幸か不幸か来日手続きがすべて終わるまで時間があるので、母国で取得し来日後切り替えたほうがいいと判断しました。

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