安倍“首相”が口にする 世界貢献とか積極的平和主義というのは具体的にはいったいどういうことなんだろう。
戦争を認めない、戦争も軍事力もなくす先駆けになろうと宣言している憲法を(自分・安倍にとって)都合悪いからと解釈を変え
憲法そのものを変えてしまおうとしている。「戦争をなくすための戦争が必要だ!」という大きな矛盾に突き進んでいるとしか考えられない。 “首相”の任を担っているならばそれに付随する義務も責任もあるはずだし果たしてもらいたい。
日本を再び秘密と監視の社会
戦争のできる国に変えてしまう、働かなければ暮らしていけない親と育っていく子どものための保育園が足らず、成長する喜びだけでなく十分な食事もとれず貧困の連鎖から抜け出すための教育を受けることも制限され、十分な休養も生活を保障する賃金も得られない非正規雇用しかなく、生活苦から体を壊した時の医療
障害のある時の福祉 死ぬまで働き続けなければならない年金はいったい何なんだ。
世界に貢献するといいながら、核兵器(固定型核兵器の原発を含む)廃絶の運動に水を差し、国土水没の瀬戸際にある国がある中で温暖化の問題に真摯に取り組んでいるとはとてもいいがたい。戦争を起こさないための努力をするのではなく着々と戦争の準備をする、争っている国と国の間に入り平和のために力を発揮するでもなく、命の危険から逃れてきている難民の人道的受け入れさへ十分な働きをしていない。
「シリア難民」パトリック・キングスレー著 藤原朝子訳 を紹介する文章に目を通していてびっくりしてしまいました。
シリアと国境を接している人口450万の国 レバノン。2015年時点でなんと120万人ものシリア難民を受け入れているそうです。 受け入れているのは知っていましたけどこれだけの人を受け入れているとは、本当にびっくりしました。前々からのパレスチナ難民のこと、イスラエルとの関係もあるし決して楽なわけはないはずなのに。
EU・ヨーロッパ全体を揺るがせている“難民問題”。 EU全体で受け入れている難民は85万人なんだそうです。 報道される“混乱”の度合いからもっともっと大きい数字を思っていました。約5億人と言われるEU全体の人口比では0.2%だそうです。
日本の難民受け入れ人数は何人? これ間違ってないんですよ、万いらないんです、ほんと何人(十・百)のレベルなんですから。
国の力以上の受け入れをしている国があることを思えば、日本は何人なんて言わずもっと受け入れられるはずです。責任を果たすべきだと思います。これまでそのようにしてこなかった分、社会全体でも個人の気持ちレベルでも簡単なことではないでしょうがすべきです。
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