サイエンスライター野本陽代さんのインタビュー記事が新聞に掲載されていました。
中で、昨年大変関心を集めた小惑星イトカワの物質を持ち帰った「はやぶさ」に続き、注目を集めた金星探査衛星「あかつき」。残念ながら失敗してしまった、金星周回軌道への投入についての話が印象に残りました。
それは
「失敗は好ましいことではありませんが、多くのことを学ぶことができます。それが次の成功につながっていくのです。継続は力です。基礎研究や開発を国が支援し続けていくことが重要だと思います。」
と言うものでした。
この下りを眼にして、邦題ではホワイトハウスとして放映された番組のシーズン2・第9話
「ガリレオ5」(2000年制作)のことを思い出しまた。
無人探査衛星ガリレオ5号がいよいよ火星に到達するということで、ホワイトハウスから大統領と子どもたちの対話放送がおこなわれることになり準備が進められる。ところが、あろうことか放送前日になって火星の大気圏突入に失敗してしまう。
これでは放送は中止となるところなのだが、ほかの経緯もあった結果、大統領と報道官は放送を予定通り行うことにする。そのときのやりとりが非常に印象深かったのです。
そのやりとりとは
「間違いをおそれて手を挙げない子たちをこう励ますのです。」
「誰にも間違いはある、大人だって同じだよ。」
「私は希望を捨てない。」
「もしだめだったらNASAにガリレオ6号を造ってもらう。」
というものでした。
アメリカ合衆国は物議を醸す問題も起こすけど、良いこともする。いろんな人がいる。
その
「あきらめない」 「へこたれない」 「希望をなくさない」
という良いところがでたエピソード、考えだと私の印象に残っています。
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