2013年2月11日月曜日

1-16-22 やり取りの後で薦められたマサイのヤリ


私はエナイボルク村の人たちがミルクを保存するときに使っていたものと同様のヒョウタンを見つけて購入しました。
 個体としては、側面に走った割れを補修したものです。だからこそこうして売られているのでしょうね。

支払いはちょうどのお金がなかったのでお釣りをもらう形で紙幣を渡しました。
 たまたま相手も手持ちがなかったようで近くの人に両替を頼んむんだけど崩れません。
 私の手元に50シリングなら細かいものがあったので、これでいいかと言ったけれど相手がOKしない。
 逆に相手は煙草代にくれないかとも言っていたけれど、煙草にと言うのが嫌だったので今度は私がOKしない。
 しばらくそんなやり取りをしている中で出てきた100シリング紙幣を私がさっと手にしたところでその場は収まりました。

 

だからでしょうか、そのかわりにマサイのヤリをどうだと薦められました。

このヤリ、真ん中が木部 両端が金属。そしてねじ式に3分割、短くできるようになっていました。

この作りで確かにコンパクトになります。外せば飛行機も大丈夫だと言っていました。

 そんな訳でちょっと気持ちも動いたけど、昔々スペインで象眼細工の施された剣(刃のついていない飾り用)を土産物店の人から進められたときにツアーガイドさんから日本の税関で没収されるというアドバイスを受けたことがあるのを思い出して思いとどまりました。

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