で、この時 ハッと びっくりすることがあったんです。
自分の店の椅子に、腰を下ろしていた男性がわざわざ私の方に向き直って「サンキュー」と言ったんです。
私たちのこのやり取りをしっかり聞いていたんですねぇ。
気づけば当の女性はすでに人の波の中。
この男性はその女性にかわるかのように、私がこの女性にしたことを自分にしてもらったかのように感謝した、と言うわけです。
ハッとして少し恥ずかしさを覚えました。
これが、この高失業率の中で明日はわが身の助け合いなのかと思いました。
これがこの国を回している、この国の形を保っている心なのかと思いました。
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