夏至を過ぎお盆を迎えるこのころまで来ると同じ勤務体制で同じころに帰ってきているはずなのに陰り具合が随分違い「日が短くなってきたなぁ」と感じるようになってきました。
その だんだん暗くなってきているという変化だからか、車をいつもの場所に止めるべくバックで入ったとき久しぶりに映画「ガープの世界」のことが頭に浮かびました。
だんだん日が長く明るくなっていくときよりも、短く暗くなっていくときのほうが感覚的にいろいろなことを思うものなのかもしれませんね。
この映画、私にとってはいくつもの印象的な逸話によって印象に残っています。
主人公ガープが生を受けるところからして普通には考えられないような展開だけれど、交友や夫婦・家族のことも結構強烈です。
その中の一つ
ある夜ガープが小さい息子二人を乗せた車で帰ってきた。いつものように星の瞬く夜空に滑り込むようにライトを消し自宅駐車場に突っ込んだ。ところがその日はそこに妻と男性が乗る別の車が止まっていて… 結果ガープ自身も大けが子どもも一人が死んでしまう。相手の男性はペニスを切断(噛み切られ)、妻もそれがもとで神経を病んでしまう。[ここでのエピソード レモンイエローのモーガンに乗っている性転換をしている友人がこんなことを言う「私の時は麻酔をしたけど、麻酔もなしに痛かったでしょう」と。]
昔々の話。 仕事を終え夜帰ってきて車を止めるとき、点いているはずもない家の明かりがどうか車が止まっていないかと何度思った(願った)ことでしょうか。
思うと その時は そこに ぶつかる車がいてほしいと思っていたのだと思います。
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