今年も住民投票の日・8月4日がやってきました。いつものことだけど、当時のことあの暑さやそのあとのことをいろいろ考えてしまいます。
感覚的なものなんだと思うけれど、行きと帰りだと帰りがなぜか早く・短く感じ、8月4日ももう1年!?という感じがしています。
歴史は繰り返すという言葉があります。20年も30年も町を二分して幸せと発展を阻害してきた原発建設を受け入れるか中止するかの住民投票の行われたのは1996年ですから確かに最近のこととは言えないかもしれません。でもその後の動き、特に3.11・東日本大震災の後の世界と日本の原子力(核)発電をめぐる動きはずっとせめぎあい続けているということにほかなりません。
地震は天災、でもそのあとは人災。
いろいろな考え方の人がいるので物事私の願うように一直線に進まないことは承知の上。それにしても、3.11のあと共通認識になったと思った原発は危険なもの、そして世界中で行われた原子(核)力発電の見直し。それが特に日本においては喉元過ぎればという感じで(させて)、危ないものというものから新しい安全基準に合格したから
経済的に必要悪という動きと再稼働。まさに責任を取らない国・責任者の日本だから広島長崎を起こし ビキニ水爆の後での“平和利用”という言い替えでの原子力(核)発電の導入、
そして3.11東日本大震災による第1原発事故まで来てしまったわけです。世界の原発・核兵器廃絶に向けての動きの足かせにすらなっている日本。ということを考えると、主人公たる住民が自分の意思を表明をする・し続けるというのは現状ではまだまだ歴史にしてはならないことだと思います。
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