2016年8月9日火曜日

夏祭りに合わせて紹介された浴衣(着物)で土地に結び付いた固有の文化を改めて考えた


私の住む地は今が一番暑い時期。といってもお盆を過ぎれば朝晩はずいぶん過ごしやすくなるというのが毎年のことですが。そしてこの時期、新潟を含め全国いたるところで夏祭りの真最中。新潟の人はほんとに花火が好きだなぁと思うけど夜になるとどこかで花火が上がっています。

 そんな時期ということもあってか、先日ある番組で“浴衣”が取り上げられていました。そこで紹介されていた浴衣の一枚一枚、浴衣姿の女性のなんと美しいことか。
 西欧風のファッション感覚では体の線を強調するデザイン、ふわりとカバーするようなデザインもあるのでしょうけれど 着物には寸胴体形が一番ピッタリ。
この番組の時の素敵な浴衣姿の女性は今どきの若い女性だから、その体形上あえて肩先から腰 裾までがストンとなるように補正して凹凸のない寸胴体形にしているのでしょうけれど。 日本の着物、特に女性の着物は肩先から腰 裾まで凹凸のないすとんとした寸胴体形がしっくりきます。そして、それに規定される美しい所作。
 この場合はどちらのデザインがよりとかいうことではなく、なにを美しいと感じるかという感覚 美意識、この土地に結び付いた固有の文化ということなんでしょうね。

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