物の値段、日本と同じくらいかなぁと感じるもの割安と思うものさまざま。日本で買うより安いけれど、こちらの人の平均的な月収に照らし合わせてみるとそう気軽には手が出せないなぁと気づくものもだんだんわかってきました。
知らないという事は怖いもの。当地での金額を一度日本・円に換算して判断してみるんですけど生活習慣の違いもあるし社会環境の違いもあるし置き換えられないときもあります。最初の時、高いんだなぁと思いながらも手持ちのお金だけでは足りなくて急きょATMのクレジットでお金を用立てて払ったこともありました。
この時はこういういきさつでした。一晩中乗る長距離バスの片道料金が7,000ペソというんです。ずいぶん高いんだなぁと思いながらも、私のために仕事を休んでまでして来てくれたんだからと支払ったんです。片道7,000ペソ。日本でいえば2万円近い金額。もちろん片道2万、もっと高い料金だってあります、いろいろと。 交通機関の種類や席の格によっても高低はありますが、素直に考えればまずは遠くなるほど料金も高くなるという事。ですからこの7,000ペソという数字から考えると「住んでいるところはすごく遠いところなんだなぁ」と取ったというわけです。
片道7,000往復で14,000。加えて、一晩中だから途中の食事や飲み物代も必要というし。その人数分を封筒に入れて渡したらびっくりしたような困った妙な顔をする。「これは多すぎると」言うのです。実は7,000ではなくて700だったんです。一人分で片道700と7,000では相当違います。通訳してくれた人の取り違いだったというわけです。思うとちょっと怖いお話でした。
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