2018年8月24日金曜日

2018年のお盆 3/4   出会いと教育で 人は幾つになっても変わることができる




午後は 日本キリスト教婦人矯風会新潟/新潟YWCA/日本キリスト教団新潟地区社会部共催による平和集会「愛するとき 平和はつくられる」(お話・在日二世のソン プジャ・宋 冨子さん) に参加してきました。  会場は人でいっぱい。この方は新潟・新潟の人との縁も深く、講演内容からも、私が知らなかっただけ 知る人ぞ知る のようでした。

出だしは今日のテーマはなんだったけと資料を見直すほど話があちこち飛びました。朝鮮から強制的に連れてこられた人の子どもとして生まれた、生まれ育ったところは被差別部落、女性が教育を受けるという事が特別視されていただろう時代に女性として生まれた、となれば幾重にも差別を受けて育っただろうことは容易に想像できます。 何度も自殺を考えたという生活、 結婚 子育ての中での出会い(人・知識・学ぶという事)で自分が受け苦しんできたことは自分のせいではなく差別のせいであること、なぜ在日と呼ばれる人たちがいるのか そして在日の二世として生まれたという事で経験してきたこと、学ぶこと 知ることの喜びを知り生活・人生が変わったことをいくつものエピソードで紹介してくれました。



8月の15日と言えばお盆。 ですが、この日のこの集まりは過ちを繰り返さないために過去を忘れない 過去に学んで平和を維持・構築する意味合いで終戦の日としての815日に企画されたもの。 そういう意味でいうと今年の講師は在日二世として、戦前に日本が朝鮮でしたこと 戦後したことを知識とともに実体験としても話のできる大切な人だと感じました。
もう一つ、より私には印象深かったこと。 人との出会い 真実との出会い そして教育によって 知識を獲得・学ぶことの喜びをしって一人の女性・人生が変わったという事実を目の当たりにしたことでした。   人は変わる 人はいくつになっても出会いと教育によって変わる事ができるんだ を改めて確信しました。

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