ひめゆりの塔・ひめゆり平和祈念資料館の少女たちの写真。こういう展示の手法はこれまで幾度も見てきましたが、いつもただの肖像写真・遺影に枠に収まりきらないものを感じます。多少なりとも背景を知っているからかもしれません、それにこれだけの枚数が一度にという事は日常まずないことですし。
どの写真の前に立ってもまっすぐこちらを見てきます。その視線が訴えているんです。
実は当初、ひめゆり平和祈念資料館の展示の仕方
解説の仕方は、ひめゆり部隊に動員されその多くが命を落とした女学生の話を美化した展示・説明という傾向が強かったそうです。でも、この説明の仕方では沖縄の戦いの実際を伝えていない
ひめゆりの悲劇を繰り返してはいけないという声が高まり今の展示・説明に変わってきたんだそうです。
あまりにも残酷すぎる
刺激が強すぎるという理由で展示物を入れ替えてきている広島の原爆資料館とは別の動きという事ですね。
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