この時政府によって国民に下された「一億総懺悔」は、国民が 天皇に対して
戦争に負けてしまって申し訳ありませんでした とするものでした。
中国の地で朝鮮の地でインドシナやフィリピンで日本が行った作戦での行為その結果としての人的 物的被害を小さく見せようとする動きは戦後早々に始まりました。 安倍さんが表舞台に出てきたころから特にその動きは活発になり、そもそもなかったとさえする主張が出てきたのにはあきれてさえしまいますけれど
何せ、終戦の日に向け何日も焼却する煙が上がっていたという程 記録・証拠が隠滅されてしまったんですから、規模的なものに関しては最後の一桁まで事実とぴたりという事は難しいのかもしれません。でも、自分で記録をなくしておいて記録が残っていない!
はないでしょう。
日本の国の軍隊がたとへば中国やベトナム
インドネシアの地に行っていたというのは誰も否定のできない事実。 日本が中国やベトナム インドネシアの軍隊に侵略されて日本の軍隊が日本の国土で戦ったわけではないのです。日本の軍隊が中国やベトナム
インドネシアで地元の人たちを殺したのです。
本来なら追及されるべき軍や政府高官が一億総懺悔と言い問題の本質を隠し焦点をずらし・ぼかす。 結局責任を取るべき人が責任を取らず 逃れ、下の物が責任を取らされる。しわ寄せを受けるいつものパターンになってしまっていたのです。
ふたたび戦争を起こさないためにも 先の戦争はどのようなものだったのか 資料を発掘 保存しなければなりません。 責任 原因を明らかにし繰り返さない。責任の所在を明らかにし取るべき人が責任を取らなければ命を奪われた人たちが浮かばれません。
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