9月1日は大正12年(1923年)の関東大震災にちなんで制定された防災の日。地震 異常気象・豪雨水害が頻発する中、様々な取り組みがされています。 私の住んでいる地域でも地域コミュニティ協議会主催による会がありました。 今回で5回目となる会は、行政担当者の説明と防災士による「避難所・避難所運営とは」というテーマの講義を聞いた後、参加者同士組みを作って割り当てられた各指定避難所まで実際に行き備蓄されている防災物品 避難施設の状況のチェックを行いました。
この日の資料 避難所調査で、何か収容可能人数・箱(避難所確保)の準備が第一それさえ整えばというような感じがして少し釈然としない思いがしました。 実際、指定避難所の物資の現状は受け入れ可能人数として公表されているものに対して種類も数もあまりにも少なく。災害が生じてから、災害被害のないところから運んでくる対応というのが実際のところと感じました。 「災害が生じてから2~3日もすれば支援物資が届くからそれまでは各家庭・個人で水・食料を備えましょう。」と呼びかけられ、関連商品もさまざまに売られていますが要するにこういう事なんでしょうね。
広域災害となれば、建物崩壊
橋や道路も通行できなくなり人も物資移動も影響が出るのは確か。 避難所に指定されている所でさえ現状は物資の量も種類もお粗末な状態ですので、救援物資の届くまでの数日は悲惨な状態になってしまいますね。 分け合って食べた子どもやお年寄りに食べてもらった日本人の我慢強さが素晴らしいなんてことがニュースになるのは見たくありません。それだけ準備が不十分だったという事の証明なんですから。
災害が頻発するからという事もあったのか、日本以外の避難所そして避難所運営を紹介する記事が話題になり、私も注目していました。そしてこの日の集まり。 対応の速さと集中の仕方、ちゃんと訓練された人員が関わることの重要さ、起きた直後の状況から変化する長期化したときの対応・必要な支援に対しての対応で根本的な違いを感じてしまいました。
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