2020年12月27日日曜日

感染症流行時に特有なストレス反応 2/2 


連載の2回目は「不安」についてでした。これも順序だてて説明 解説してくれています。

私なりにですがまとめてみると。 まず、「人はどんな時に不安を感じるのか」について。人は「解らない物」「目に見えない物」「これまでの生活で知りえなかったもの」「体験したことのないもの」に遭遇してしまった時に不安を覚えるのだそうです。 話は横道にそれますが、川柳と言っていいのでしょうか「幽霊の正体見たり枯れ尾花」を思い出します。もう一つ。これは私が小さいころ母の実家に泊まりに行った時、頼みもしないのに聞かされて一晩ドキドキ怖い思いをした話ですが「夜中にお便所に起きた時、遠くの方に何か白っぽくて動くものがあった。幽霊かと思って一晩怖い思いをしたことがある。 翌朝明るくなってはっきり見えたのは、乾かしていた白いタオルだったけどね。」というお話を思い出しました。

COVID-19対策はちゃんとしなければだめなのはいずれにしても変わりませんが、案外こんなもの、「正しく恐れる」のが大事という事でしょうか。

次、「不安な気持ちになってしまったらどうするか。」 今新型コロナウイルス=COVID-19感染が拡大する一方の状況で書かれているものですから ウイルス が引き合いに出されていますが、「(見えないウイルスに対して)不安になるのは自然なことだと認める。」「不安は消そうとするのではなく上手に付き合うという姿勢が大切。」まさに、「これまでの生活で知りえなかった物 体験したことのない物」「目に見えない 解らない物」と接したときという事ですね。 それから、「不安になった時の自分の特徴・傾向に気づくこと。」どんな時に 何に対して不安になりやすいのかを振り返って見る。そして・その特徴に対して具体的な対処法を考えてみる。同じ境遇の人と状況や不安を話し合い支え合うことも有効 だそうです。 対処してもなかなか状況を変えられない場合は、今自分が変えられることは何かという視点で対処法を考えてみるでもいいんだそうです。確かに、まだまだ解明されない事ばかり、状況は深刻化する一方。様々に対策は取られてはいるけれど混乱が続き先の見通せない状況に居ます。 そういう状況では、「正しく恐れて(認めて) 協力して 上手に付き合っていく」 と言うのが今一番なのかもしれ無いと思いました。 

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