2015年9月18日金曜日

第61回新潟県母親大会 1/2 直江津捕虜収容所跡


数えて61回目となる新潟県母親大会に行ってきました。(2015.9.13.日曜 上越市) 

 母親大会 昨年のお目当ては 「放射能を浴びたX年後」 そして今年のお目当ては 直江津捕虜収容所(跡)そして上杉(謙信)親鸞ゆかりの地を巡る移動分科会。その中の特に、前々から是非一度行ってみたかった直江津捕虜収容所()訪問が目的だったのです。

ところで、移動分科会に同行してくれた人の話しぶりから上越 特に高田 直江津あたりの人たちは上杉家(謙信)や親鸞が流刑によりたどり着いた地ということを誇りに思っているんですねぇ。この郷土・郷土の偉人へのこだわりは先日の長岡の時に感じたことですが、歴史に名の残る人・歴史に名の残る人と縁があるのに時代の変化の前に今一つついていききれなかった 悲劇性というあたりが共通しているような、何となくわかるような気がします。 

上越(旧直江津)に第2次世界大戦中 捕虜収容所があったのは前から知っていました。それなのになかなか機会がなくて今まで実際に行くことはかないませんでした。ようやく今回機会に恵まれたというわけです。
 直江津捕虜収容所()は、直江津港にそそぐ関川に合流する保倉川の河口部左岸にあり、1995年に平和記念公園が造成されたのに続いて、2000年に資料館も開館し、地元の人たちによる顕彰活動が続けられています。
実際に行った収容所跡は、最初300人最終的には730人ものオーストラリア兵をはじめとする連合軍兵士が よくもまあこんなに狭いところにと思う程の狭い敷地でした。説明を聞この狭さを目の当たりにして、倉庫を転用しての劣悪な環境というのは容易に想像できます。

 思わぬ縁を感じたのが“被爆アオギリ”が植えられていたということ。映画「アオギリにたくして」のあのアオギリです。どの運動がとかどのグループがとかいうことでなく平和を願う人たちの想いはみなつながってくるのだなぁと感じました。

 

 昼から会場を移しての記念講演はせっかくここまで来たんだから聴いて帰ろうという程度の気持ちで臨んだんですがこれが儲けもの。(私は)知らない人だったし記念講演で落語! (憲法噺)という気持ちも確かにありました。
講師・八法亭みややっこさん、本業は弁護士で名前は飯田美弥子さん。私は知らなかったけれどなかなかに話題の人でした。いい意味で年齢を重ねた女性だからできる話し方と乗り。自分の生活 成長時の逸話 仕事をする中でかいまみえた世相、今の最大の関心事   戦争法案 アベノミクス 暮らし 婦人問題を聴く人が眠くならないように自分のできるやり方 落研出身だから落語でということで始めたとの事でした。約2時間、飽きさせることなく楽しませてもらいました。

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