日本経済新聞 2014年1月14日 学ぶ‐磨く‐育てる のページ
岸本義之 経営書を読む の囲み記事より 野中郁次郎ら著「知識創造企業」紹介から
「知識には 暗黙知と形式知がある」 というくだりが目に留まりました。
読み込んでみると 「西洋哲学では、一定の文法規則で作られた形式言語で表すことのできるものが知識とされている。日本では形式言語に表しにくい無形的な要素が重視されている。」 そして「 西洋的な知識は一個人によって創造されるのに対して日本では組織内の交流の中で作り上げられる傾向がある」 なるほどなぁと思いました。
形式知は明示的知識 客観的に表し理解できる知識 暗黙知は客観的に伝えにくい経験的知識 ともに働く経験を(交流)通じて形成される知識 と言い換えることもできるようです。
このように整理解説されると博識が増すし好きだなぁ。
「欧米と日本では知識のつくり方と使い方が異なる」という記述もありましたがこれについてはそんな簡単に分類できないと思いました。イメージとしてはそうなんだけど、暗黙知についてはどちらにもと思うし、特に製造技術の形式知化では日本のほうが進んでいるところもあるんじゃないかと思っています。
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