2020年4月14日火曜日

466




「日本の全世帯に2枚ずつ布製マスクを届ける」アベノマスク発言。 “466”という数字は今回の“アベノマスク”にかかるお金466億円のことです。 減少に転じたとは言え日本の人口はまだ11千数百万。世帯数は急速に核家族化・一人世帯化が進んでいる現状でこんなもの!?とも思いますが5,000万だそうです。それを基の数にして、一世帯2枚ずつプラス予備で計13千枚を用意するそうです。 かかる費用。全世帯に配るための諸経費、当初200円最終的に一枚260円となったマスクの値段、しめて466億円。大金! (最初にアベノマスクの話が出てきたときの経費は確か233億円でした。それがマスク一枚の値段が倍以上になったわけでなく60円の上乗せでどうしてこの数字になるのか・233億が→466億になるのかが私には計算できません。)

この 466億円=46,600,000,000円はものすごい大金。 日頃の暮らしの感覚では0が4つ付く1万円=10,000円でも大金。 それが億だとゼロがいくつ付くの?一つ二つ三つ… 八つ。それの466倍でしょ。ものすごい額・大金ですよ、やりようによってはドカンと多きいいことができるでしょうね。

466億と言う大金も、今回のアベノマスクの使い方では小分けに小分けにされてしまって一世帯にマスク2枚だけ、金額で言うと560円。お金の使い方としてどうなんでしょうか。元は大金なのに、一世帯当り560円。それで必要な物を買うという選択のできない現物支給ですから、自動販売機の飲料が一本100と3~60円の時代に560円もらって何に使える?という気もしますが。 マスクの品不足が切実になってからすでに時間がたちました。この度の事タイミングは遅いし小出しだし、声明は人に訴えかけ鼓舞するものではなかったしアベノマスクと揶揄されるだけ。 家には仕事柄以前からの買い置きの不織布の使い捨てマスクがあるけれど、この度箱を見てみたら大きいサイズの物は30枚小さいサイズの物は60枚入りでした。値段はどちらも45百円から6百円くらいだったでしょうか。

 466億円、こんな細切れにするのではなく、店頭でのマスク購入が十分にできるような施策を打つとか、購入できるように収入を保証するとかあの政策の方がはるかに生きたお金の使い方ではないかと思います。

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