2010年8月15日日曜日

1-10-4 サイデアフラハ目指して




 今日はまず、ナイロビ郊外のキテンゲラという町にあるNGOの孤児院サイディアフラハ(スワヒリ語で“幸せのお手伝い”という意味)へ向かう。

 車は猛烈な勢いで坂道を登っていく。
峠を通って、一山越して街へ入ってきた。
 周りに目をやれば、道路には身を進めるスペースを求めてマタトゥがひしめき。両側にもマタトゥが幾重にも止まっている。
 道の山側の方は、今車が走っている道と、崖を掘り崩しただけのようなでも結構深い側溝を間に挟んで、これも売り物!?修理しないで走るの?という感じの車が並べられ。その後方には露天に近いような店が軒を連ねひしめき合っている。
 まだここ数年のようだが、製造から8年以上たった中古車の輸入ができなくなったとはいえ、新車の関税が100%ということもあるのか、新車も走っているけど古い車の方が多く感じられる。人が引く荷車も並んで客・仕事を待っている。
 雑貨や果物などの食べ物を売っているお店、なにを売っているのか走る車からではパッとわからないたくさんのお店、その仲で私の目を引いたのは家具屋さん。
すごく立派な一人がけのイスとか二段ベットの骨組みみたいなのが道にまで並べられている。
とにかくすごい雑踏。ある意味力強ささえ感じるほどのこの混雑振り。
 振り返って、谷川の方は店の前がより広いのか、舗装はされていないけど大型トラックも多数止まっている。
 車は右へ曲がった。
店と人の間を縫って、細い道を下っていく。
 店が切れた。
どうやら到着したようだ。

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