2010年8月15日日曜日

結界!? 生活範囲


ムガネさんに乗せていてもらって感じたんだけれど、どうも移動というと、坂を下りては上って上っては下りてという感じなので、ナイロビ中心部は盆地のような感じなんだろうか。(庶民の貴重な足“マタトゥ”はナイロビ中心部には乗り入れが禁止されているとのこと。)
そして、山・丘・地区・道路事に、良くも悪くも地域が社会的にグループ化されているのかもしれない。人々の生活範囲もけっこう決まっていて、あまり広範囲には動かないのかもしれない。いろんな理由があるのだろうが、場違いなところにはそもそも行かないのかもしれない。

歴史のある都市の“旧市街”というのはイメージよりも実際は思いのほか狭いのが常だから、最初に聞いたとき意外な感じがした、キベラ自体もここから歩いていける“近さ”(20分も歩けば着くみたい)というのもおかしくないのかもしれない。
川や橋、山やトンネル、時には道一本で、空気も街並みもがらっと変わってしまうから、櫛やギヤのようにくい込み合うでも、にじみのようにいつの間にか、ということでもなくこの場合も同様の“結界”があるとは思うけれど。

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