Nガイドの家を別の角度から写した一枚です。
壁の左端に剣先スコップが一本立てかけてあるのがわかるでしょうか。これが、用便時に地面を掘るのに使う大事なスコップです。
到着しょっぱなの説明でこのスコップの話がでました。
このスコップには、私も3泊4日お世話になりました。その間、昼はもちろん夜でも見通しの良いただぴろっい所では“他の目”が気になって、どうしても丈の高い草むらや木の陰を探すわけですが、これが掘りにくい。
普段歩いているときは、草の上も土の上も柔らかいのに、選んだ場所は根がはっていて剣先スコップでも歯が立たないんです。申し訳程度の穴しか掘れませんでした。
「あれはハイエナの声です」なんて聞いていたから、特に夜は緊張で耳も気配を感じる感覚もすごく研ぎすまされている感じがしましたねぇ。
明かりなんてなにもないからライトなしではだめでしたけど。あまり大きいライトではここにいます!と目だってしまうのでペンライトを使いました。それを口にくわえてでしたが、雨も降ってるし大変と言えば大変でした。おかげで話の種になりましたけどね。
今回のグループは人数が少なかったけど、これが多かったら。集落の人はどうしているのか。ばったりでくわしたり、他の人の掘ったところをまた掘ったりなんてことはないのかな、なんていらないことを考えてしまいました。
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