そうゆう人、お店(楽器屋JUNJUN)があるので、国内外からなかなかの演奏家がやってきます。
つい先日は福岡の“フォリカン”が来てくれました。
個々のメンバーとしては、昨年ンタンガさんのライブツァーに同行してきた人もいましたが。 フォリカンとしてみんなそろっては初めてでした。
今回ライブに行ったのは、CDでフォリカンの演奏を聞いていたからです。
ジェンベをはじめとする演奏がすばらしいのはもちろんのこととして、多様な楽器としっかり考えられた構成で、完成度の高いアルバムになっていました。
“きれい”な音。きれいなアルバムでした。
この“きれい”がCDと今回のライブに共通する印象、言葉かな。
ライブは3人のメンバーでした。
この3人が、歌も含めて複数の楽器をとっかえひっかえ演奏して楽しませてくれました。
一つ一つの楽器の鳴り、テクニックとスピード感あふれる演奏。CDですでにおなじみの曲、初めて聴く曲、特にリズム・メロディになじみのある曲は盛り上がりましたねぇ。
楽器の特性上コラは特にでしたけど、バラフォンもジュンジュンのセットもジェンベも、一音一音がクリアできれい、アフリカの人が好んでわざわざ出す “ひずみ”系の音とは対極の平均律よりの音といえるでしょうか。(日本でも“さわり”とゆう音・演奏方がありますよね)
この人たちのレベルになると、そおゆう音づくり、演奏を目指しているとゆうことなんでしょうね。
ギニアの人ではないんだから。日本人なんだから、日本人のスタイルでいいんだと思います。
そうゆうことでゆうと、このグループは、ちゃんと自分のスタイルを持っているとゆうことですね。
3人とゆう人数の制約が大きかったと思いますが。ライブ中、一瞬音が切たように感じて、はッとする時がありました。演奏上ミュートをかけたり、同じタイミングで止めたりだったのかもしれませんが。
3人が3人、メインに回れるもんだから逆に、常にバックで、ベースで保っていてくれる人・パートの人がいなかったんです。
ケンケニ、タンブーラのような通奏演奏の上にのっての演奏だと接していてほっとしますよね。
ところで、このキープする楽器、私が寄せてもらってるグループ、それからこれまで聞かせてもらっていたグループでは“ケンケニ”だったんです。それが、9月のイオン・ウオン・ノーマの時は“サンバン”を使っていたんです。ンタンガさんが3本使ってましたし、ボロンもあったし、すごいメンバーすごい音圧・演奏だからわざとそうしているのかな?と思っていました。
ところが、今回のフォリカンのメンバーと話している時に、ジュンジュンを立てて配置しているときは「ソロ演奏をしますよ」とゆう意味がある。横にして配置しているときは「伴奏ですよ」とゆう意味があるとはなしてくれたのです。そのときに伴奏で使うとゆうところにでてきた太鼓が“サンバン”だったんです。
偶然かもしれない。 だけど、そうなのかもしれない。
少なくとも、そのときの構成で、どちらもありとゆうのは間違いないのでしょう。
トーンも変わるけど、感じはかなり変わります。
0 件のコメント:
コメントを投稿