昨秋、寒さに向かい一段とおいしさを増す里芋のことが、NHKの地域情報番組(コーナー)で五泉のブランド農産物“絹乙女”として紹介されていました。
その番組で紹介された絹乙女が、劇団仲間の忘年会で入ったお店のメニューにありましたので早速食してみました。
皮(毛)を残したまま蒸しあげ、一部をカットした小芋に塩を少しまぶして食べました。
里芋の持つほんのりとした甘みと、まさに絹のような細やかなそして融けていくかのようなねっとりとした食感。なるほど、充分話題になるブランド作物だ、と納得した覚えがあります。
先日用事で訪れたお宅。高齢になり、かつ跡を継ぐ人もいなくて、今は農地を委託しているお宅でした。
昔は米以外にもこのあたりの特産品の里芋を作っていたという話がでました。
ちょうどその地域は、大河とは言え対岸があの絹乙女の生産地。「おいしいですよねぇ」と話したら。
この集落の里芋もブランド名があるとのこと。
“芋っ子”と言うんだそうです。
でもこれじゃあ売れないよねぇ」と。
「絹乙女と同じ種芋なのに値段は半値」だそうです。
これはまさに命名の妙というか。最初につけた人の先見の明と言うか才覚でしょうね。
名前というのは大事なものです。
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