2011年3月28日月曜日

2011 東北関東大震災  ポンプ車まで動員して患者搬送

私は病院玄関外でトリアージをする係りになりました。一部治安の悪化があるとのことで、救急車・診療希望の人の受け入れ、入院している人のところへきた人、近隣はまだ水が出ないのでトイレを借りにきた人などの振り分け、そして問題の防止につとめました。

 もうすぐ4月というのに雪が降りとても寒い毎日が続いているのを報道で知っていたので防寒に努めて着込んであたりました。
 そのせいか、覚悟していたおかげか、風は強いし寒いことは寒かったけどどうにか役割を果たすことができました。


 自分で病院に来る人も大勢いましたが、救急車がひっきりなし。
消防署も被害を免れたわけでもないので割れた窓をガムテープで補修した救急車などが泥まみれのまま何度も何度も。
 消防隊も全国から支援が来ていて、ここには長野市と諏訪の救急車が地元塩釜の救急車に混ざって何度も。
 それでも足りなくて、ポンプ車の後部座席に患者を寝せ隊員が頭を支えながら来たときもありました。
 すごい状態でした。(連日200件以上)
 でもそれだけの人を“まず受け入れる”この病院・集団そして民医連はすごい、すばらしいと感じます。



 たくさん来ていた報道の人に、安否確認で来た人、未だに何の手がかりのない人が「私を映してくれ。放送してくれ。どこかで目にするかもしれないから。」と詰め寄ることもありました。

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