このところの荒れ模様でいよいよ冬到来かなぁと思っていました。
とはいえ12月最初の朝は一段大荒れの朝です。
角田の山も中腹から上は白くなっています。
それゆえか、今朝のアーサナーはいつもよりハード(?)な組み合わせ。
何だろう、懐かしいなぁ、どうしてたかな、と思ってかけ直したら不在。
打ち合わせの後で再び連絡が来ていないかとチェックしたら、Kさんからの「今日は仕事でダメ」とのEメールとふたたびのSさんからの不在着信。 今度こそはとかけ直すもののまた不在。
もしかしたら、と思い当たることがあったのでSさんと私共通の知り合いに連絡したらやっぱりそうでした。
Sさんからの用件は「今夕公演がある。だけどこの悪天候。ぜひ来てほしい。」という連絡で間違いなさそうでした。
絵描きさんでした。良いところに勤めてお給料をたくさんもらって、と言う生き方からは違う道を歩む人でした。
すごくいい人。物欲にとらわれ、常識にとらわれたままの私にはそれゆえに大切な人でした。いい人なんですよ。
ほんの今まで思っても見なかったこの舞台の方に行くことに決めました。揺らぎは全く感じません。
舞台は3人の俳優による、台詞・演技・掛け合い・その調和で運びました。
独唱・一人の素晴らしさ、合唱・組み合わせ、どちらも素晴らしい。息の有った3人で共に作り上げる舞台・一時をうらやましくも見続けていました。
話しは、工藤直子さん原作の「ねこはしる」を基にしたもの。
仲間内の同じことができない、自信を持つことのできない猫と小さな池の中だけで一生過ごすしかない定めの
鯉にあこがれる
実は自分が何という魚かわからない魚との出会いから話は膨らんでいきます。
エンディングの、逃れられない定めを悟った友の「ならば!」の思い。その思いを、とても受け入れられないと答えたものの、改めて決意を聞かされる中で友の本当の思い・願いその先の夢を知り受け入れていく。
死を自覚し、実際4か月後に亡くなったMさんが最後に見た舞台、と言うことが一層ドラマチックに感じさせてくれました。
今朝のヨガで、まとっていた鎧を下ろして無防備なほどに今開放されている私にしみました。
感謝
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