ところで、この「証拠がない」ですけれど、どうも日本・日本人は歴史上の資料を保存するという認識 発想が弱いんじゃないかと思うことがあります。
正否の判断は後世に任すような事柄であっても記録しておく。
事実を記録、ただ保存しておくだけでもという最低限の事もしていない。
後世大事になる資料も、残すかどうかの判断基準は自分にとって都合がいいか悪いかが大きく左右しているようにも思います。
敗戦時の混乱に紛れて後世重要な資料になるはずだった資料を大量に破棄・隠滅してしまった。
戦場での撤退 敗戦時のどさくさに紛れての証拠隠滅 が大々的に行われている
ほかの歴史上貴重な資料も従軍慰安婦=性奴隷に関する資料も。
そもそも すべてを記録していたかどうか。
福島第1原発に関しての会議記録が一切取られていなかったということが発覚した時はびっくりしました。
のちにロッカーに隠されていた資料が見つかった血液製剤輸入によるHIV感染事件の時も“証拠がない”と言っていました。
その上 限られたものかもしれない すべてではないかもしれない 記録していたものさえも破棄、証拠隠滅しています。
だから、自分たちで意図的に記録の破棄、証拠隠滅しておきながら、今 従軍慰安婦=性奴隷にかかわる記録、証拠がないなどと言っていることがおかしいと思うんです。
0 件のコメント:
コメントを投稿