一日の日程を終え宿舎・ホテルに着いた後、同宿ではないので夜はガイドのNさんは帰りました。Nさんは帰り際私に 一人で敷地内から出ないように 夜の街に出ないように と釘を刺していきました。よくご存じで。(このあたりのことは1-14-29 Nガイドとお別れ ウチミへ買い出しに にも)
とにかくいろいろ見てやろうと思っていました。以前にHさんから聞いていた話(注)・場所・状態・若者をこの目で見てみたかったんです。でもこれは現実だし、本当私のような考えの人は気をつけないとだめなんだと思います。
結局事前の知識・情報として持っていたナイロビ・ケニアの様子(社会状況)について、今回のスタディツアーでその一端を垣間見たのは、最終日に行ったバザールでの母親と赤ちゃん、移動中の車中から目にした目が不自由なのだろうか老婦人とその手を引く息子(?)さんだけでした。
キベラではリリアンさんオギラ(教頭)さんそして私服の人たちがガードしてくれたし、車という箱でガードされていたから安全だった=そういう状況に出くわさなかっただけだったということは承知しています。
で目にした範囲では、大変なんだろうけど助け合いパワフルに生きている感じさえしました。
これも一面、また別の一面もということなんでしょうね。
注
以前Hさんの講演会で、ケニアの若者が仕事もなく将来に希望を持てず閉塞間に陥っている、廃品回収などでやっと手にした小銭で食べ物を買うのではなくシンナーを買っている、という話を訊きました。
もとより4割くらいにもなる高い失業率、そして社会制度も決して十分ではない国ですから生活が楽でないのは容易に想像できます。そして若者が将来に希望を持てなくなっているというのは自然な流れなのかもしれません。
0 件のコメント:
コメントを投稿