3月
13「魔女の宅急便」ユナイテッド
宮崎アニメにも同名の作品があるもの。その思い出と予告で対面した主人公のはつらつさにひかれて観に行きました。主人公の周りの出演者、全員じゃないんだけど何かもったいぶった感じでテンポを悪くしているよう感じました。当事者も演出・監督もそれがいいとわざとしていたんだと思うけど、せっかく主人公がはつらつとやっているのにもったいない。
14「銀の匙」ユナイテッド
幸運、題がまずいい。“匙”という言葉も懐かしい。話は若者たちの挫折、親子や現在の経済・教育システムの問題を扱ったもの。ところどころのほっとするシーン、ところどころの進行が今一つの所あり。大ベテランの演技は破たんなし、でも別の作品と同じ雰囲気にさせてしまう感じもして
いい悪いかなぁ。
15「エージェントライアン」ユナイテッド
トム・クランシーの「ジャック・ライアン」シリーズを基にする作品。スパイ機関における役割分担と機関員の変わっていくところ、巻き込まれていくのか巻き込んでいるのかだれがわかっているのか。運転テクニックと言い格闘技と言いすごい、というか専門じゃないはずの人がこんなにできるのとも感じてしまう進展。実は恐ろしい“スパイ誕生”ということでもあるんだけど、やっと助かったという安堵感・明るいラスト。ほんとはこれからが怖いんだけどね。
16「ミッキーのミニー救出大作戦」ユナイテッド
アナ雪の併映短編。なんてことはない展開ともいえるんだけど、ミッキーって大切なキャラクターなんだと改めて認識。
17「アナと雪の女王」ユナイテッド
これはもう今年の大ヒット作品。ディズニー作品はたくさん見ているけど確かに設定は違う。でも流れるテーマは不変。キャラクターはひところよりもあくが抜けてきて日本人にもずいぶんなじみやすくなっている印象。歌は日本語版の歌詞誕生にまつわる逸話を知っているもんだから感慨深く聞きました。
18「ライフ」ワーナー西
主人公ほどでないにしても、毎日生きていく中で否応なく直面する現実とのギャップ。その先は!とまで考えず、毎日の通勤の時・職場で少し変えると人生までも変わるという典型みたいな作品。転がって行った先々のエピソードも皆いい感じ。“アメリカ・アメリカ人”にはあり得ることなのかもしれないけど、とってつけたような違和感あり。でもスケールと言いテーマと言い、心情的に多少自分を投影しつつ声援したくなる作品。
19「ローンサバイバー」ユナイト
アフガンにおけるアメリカ合衆国特殊部隊の暗躍の実話をもとにした作品。殺戮・戦闘シーンはすざまじく、とても単純な生還ものとは言えません。救いは、たとへ異邦人であっても救いを求めてきた人のことは守りきるというアフガニスタンの人たち・習慣を目の当たりにしたこと。
4月
20「ウオルト・ディズニーの約束」ワーナー西
一言でいえば映画「メリーポピンズ」誕生秘話、と言ったところなのでしょうか。係わる多くの人たちが自分の持つ才能を出し切って作り上げていく、ちょっとうれしくなりました。プライド高いイギリス人と夢見るアメリカ人→この場合はウオルトを、エマ・トンプソンとトム・ハンクスがよく現していたと思います。
21「鑑定士と顔のない依頼人」ワーナー南
「英国王のスピーチ」にも出ていたジェフリー・ラッシュ主演作品。じっくり見ごたえがありました。鑑識眼 対人 生活すべてにおいて確立されたスタイルを守ることで社会的評価もされ自身も安定。それ故に、少しのずれから始まる生き生きした感情。けれどそれは決まりきった生活を逆手に取られた実は巧妙に仕組まれたことだったということが明かされるラスト。これまでの地でこれまでのような生活をおくれなくなって(?)からのレストランのシーンで時計とともに映し出されたところは伏線のあるような無いような、決して悪い後味ではないけれど考え込んでしまいました。
22「セッションズ」ワーナー西
男性としての思春期を迎えた脳性マヒで体に不自由を抱えた主人公の実話。障害を持った男性の性という何とも描くのに難しい題材を扱った映画。「フローズン・リバー」のメリッサ・レオかと思ってびっくりしたヘレン・ハントが世の中にはこういう仕事も!という形で出演。
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