2015年1月19日月曜日

大人げない安倍政権のあからさまな態度


2015年・新年度予算の中の地域振興策・沖縄県の予算が減額で提示されました。辺野古への新基地建設推進の立場だった仲井真前知事の時には別枠で3,000億ともいわれる数字を提示していたほどなのに。そんな経緯を知っているから、多くの疑義に対しての安倍首相 菅官房長官の「沖縄県知事選の結果とは関係ない」という発言をだれもその言葉通りには受け取らないでしょう。

わざわざ会談の時間を設け優遇予算というお土産まで用意した仲井真前知事に対する安倍政府対応のことを考えると、このたび東京まで出向いた翁長新知事との面会を3回も!拒否したのはだれが見てもあからさまな対応としか言いようがありません。

知事選の前は一時中止されていた辺野古の海の工事作業も再開され、怪我人や拘束される人もでて問題はいっそう深刻化しています。工事が悪い影響を及ぼすということで知事選前に一時中断、様子見をしていたということは自分たちのしていることは悪いこと反発を受けることという認識があったということに他ならないわけです。

そしてこの予算減額。
これまで何度も示された意思に対して、そのたびに「丁寧に説明をして理解してもらう」と言っていたのに、わざわざ沖縄から東京まで出向いた新知事との面会を拒否する。翁長新知事誕生と衆院沖縄4選挙区すべてで示された辺野古新基地建設を認めない県民の総意を受け入れないばかりか、だまっていうことを聞かないとこうだぞ!との態度。

あからさまですよね。日本国民の政府であるはずなのにいったいどっちを向いているのとほんとに思います。日本、日本の人たちの運動スタイルだからこれで済んでいると思うけど、こんなことを続けていたらアメリカ合衆国と安倍政権 最後には大きな代償を払うこの道を一段と速度を上げて進むとしか言いようがありません。

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