2016年1月5日火曜日

14-11-7 映画「ガマ 月桃の花」

   鎖之間から望む庭にいろいろな花木が見えます。

ふと思い出して、先ほどからご接待そして説明してくれた女性に月桃はありますかと聞いてみました。そして教えてもらったのがこれです。身近なものでいろいろ活用されていてなじみの深い植物のようです。

 

実は2012年に初めて沖縄に来たとき、つきっきりで案内をしてくれた人に聴いたんです。「沖縄 沖縄戦のことを知るためにおすすめの映画は何ですか」と、その時「ガマ 月桃の花」を進められたのです。 沖縄戦、それもその最終盤の悲劇を一番よく描いていると言っていました。
   初めて聞く作品名です。ちょうど「ひろしま」が原爆投下後の広島のありさまを一番よく描いていると言われているのと同じような作品なのでしょうか。「ひろしま」が戦後そう間をあけずに作られた作品なのに比べるとこちらはずいぶん時間がたってからの1996年に16㎜で製作された作品。基地のことを考えると間違いなく現在進行形だけど、沖縄戦のことがまだまだ記憶に強く残り、その悲劇を繰り返さないためにも伝えていかなければと思う人が大勢いるということで誕生した作品なのでしょうね。この映画、自主上映のみで遠く離れた地ではなかなか視ることかなわないかもしれませんがいつか視てみたいものです。

0 件のコメント: