2016年1月30日土曜日

14-11-7 龍樋󠄀(りゅうひ)



正殿に向かう道のすぐわきを少し下る形で水の湧きだしているところがありました。施設としては大きなものではなくて、正殿を目指しているとうっかりすると通り過ぎてしまうかもしれないほどのものです。水の流れ出るところは、もともと龍へのこだわりがあるからかあちこちに龍をかたどったものがありますがここも龍でした。
 

この湧水 実は王宮の生活用水として重用され、水質的にも優れたものだったのでしょうか中国からの冊封使にも届けられたという湧水とのことです。  
 
 
   でも私には生活用水というよりはそれ以上の意味合いがあったのではないかと思えます。一番高い所に位置しているわけではなく、正殿に向かう途中で一段下ったところだとはいえ、もとは小高いところ。そして何より王宮(信仰的にも重要な意味を持つ)の敷地内に湧き出す水ということで。

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