なんという力強さでしょう。今目の前にしているもの本当は複製品とのことですが 全身をつかみこまれるほどの力強さを感じます。
もともとこの場所‟黄金御殿“(くがにうどぅん)は国王一家の生活の場だったとのことですが再建された現在は特別展示室として利用されていました。
私が観覧した時は、この度復元されたという尚王の肖像画そしてこの中国の皇帝から贈られたという衣装(本物は歴史博物館に収蔵されここに展示されていたのはそれを模したもの)他でした。
それにつけても、すっかり圧倒され見入ってしまいました。 模したものでもこの力、本物はいかほどのものかと。
尚王の肖像画の方は技術的なこと以前にまず、王様が周りのおつきの人と比較してとても大きく描いてあることに気づかされます。
以前新津美術館の企画展-華麗なるインド・インドの細密画と染色の美-で視たインドの、そして日本で言えば 聖徳太子像といわれているものの太子の描き方と同じなのに‟絵画の持たされた意図“ 政治的にも意味を持たされた絵画というものを感じました。
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