2016年1月9日土曜日

Tの事  2016.1.9 2/2


ところで。二人が再び別々の人生を送りだしてしばらくたったころ「連絡を取ろうか」と言ってくれる人がいました。
いくらしばらくたったとはいってもそんな簡単に穏やかになれるわけはないけれど、双方を見て悪い人間と思わなかったからそう申し出てくれたのかもしれないと思い、内心そんな風に気にかけてくれていたということに感謝しました。

 Tも悪い人じゃなかったんだろうなと私も思ったし、少なくとも最初はそうでなかったから一緒に生活を始めたはずだし。 その時を乗り越せばまた続いていたかもしれません、タイミングというか、組み合わせというか。 これまで共に暮らした時間の事のことを想うと…という気もしないでは 今この時を過ぎればまたいい時もあるという気もしないでもありませんでした。

でも、そんな二人のために人生取り返しのつかない形になった人間がいたことも確かだと思っているので、そのことを想うと今更一緒にはなっちゃいけないなぁと思いました。
最後のほうは、とにかく子どものことを考えてすべて譲る。私は我慢してもいいから仮面夫婦でもいいからと思ったほどだったけれど結局どうにもならなかったんだし、今更以前のように暮らしても幸せにはないなぁと思ってその申し出を感謝しながらも断ったことがありました。

 

その頃の写真を見ると、私疲れてるなぁと思います。 
何をやっても認めてくれない評価してくれないで私は疲弊していました。私は何とかして認めてもらいたいの一心でした。そんな毎日がいつまで頑張ったら終わりということがわからないまま繰り返していく、ほんとに疲れていました。

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