2016年7月14日木曜日

2015年 劇場観賞映画 9月 10月


2015年 劇場観賞映画 
9月

14日 30「ガールズステップ」 ユナイト
 希望はまだしも、可能性には恵まれている10代半ば のはず。 でも今は社会が複雑になっているうえに、境遇と先が見えている(少なくともそう感じている)ので、諦めを知ることも大人になることだとしたら早くに大人になってしまう子供たち。 主人公たちそれぞれが自分の人生の主人公、映画のメインの話になるような物語を抱えて、そして一生懸命生きていてかつ対処しきれていない。こういう作品嫌いじゃありません。 でも最後の感じもっと明るく希望に満ちていてくれたらなぁと思いました。
 実写版「魔女の宅急便」の小芝風花 が出ていました。雰囲気ずいぶん違うなぁ。
 なんでも、この映画は相当入りが悪かったようだけれど、出ている青春真っただ中の少女たちも悪くはないしそんなにダメだったのかなぁと少しわからないところもあります。予告に使われているシーンそして雰囲気で編集されていたらもっとさわやかな雰囲気な作品に仕上がったことは違いないような気がします。

 

10月

5日 31「ボーイソプラノ」 イオンシネマ西
 見ていて切なくどうしょうもなく救われようもない境遇で母親と暮らす少年。 それが、ある教師の気づき、一生のうちでごく限られた期間にしか出ない声、その存在も知らなかった父親との縁が少年の人生を別の道へと導き出す。
 自暴自棄ともいえる生活を送っていた少年の変わっていく過程、功成り名をなした父親とその家族のありようが素敵。
「シェフ」にも出ていたダスティン・ホフマン出演。
 

14日 32「私に会うまでの1600キロ」 ユナイト
 リース・ウイザースプーン 出演だけでなくプロデュースも手掛けている人、もちろんほかのイメージの作品もあるんだけど、私としては「キューティ・ブロンド」シリーズのイメージの強い人。それからするとずいぶん雰囲気の異なる作品。たとへばヨーロッパの巡礼の道のようなものが、歴史の短いアメリカ(合州国)においては自然歩道=パシフィック・クレイスト・トレイルということになるのでしょうか。そこを歩く過程で自分を見つめなおす、そんな作品。
時代背景なのか、そういう道々だからなのか危ないハラハラするような話。懐かしい情景も。

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