2019年7月20日土曜日

P  楽しみ方を知っているフィリピンの人 1/2 パーティ文化  


姪の誕生日を隣近所の人たちにも祝ってもらうパーティの時。フェイスブックで目にする呼んだり呼ばれたりにも“この人たちは遊び方 楽しみ方を知ってるなぁ”と思います。   

準備も手慣れたものです。姪のお祝いの時は、バスで一晩、エアコンバスだと800ペソもかけて親戚の人が何人か手伝いに来てくれました。 食材は痛むと悪いので近くなってから買い出しに行ったのですが、その量たるやワゴン車の荷室に積み切れなくて膝の上にも食材の入ったダンボールを抱えて帰って来たほど。 調理は当日朝早くから居間のテーブルで下ごしらえ。火を使う調理は、台所はもちろんコンロを持ち出して玄関先でも延々と。 日常にこういう需要も特別なことでもないのか、テントやテーブル イスそして大型のカラオケ機械 使い捨てのできるプレートやスプーン フォークといったパーティ用品一式。映画なんかでは結構目にするパーティの時のタレント・この時はピエロの人たち、用意した小道具 飾りつけ。一式を運んでくるのは荷物運びに特化したトライシクル。レンタル用品が来るまでは男女ともに大忙し。 ロンピアなどの揚げ物の量も半端じゃなかったのでその番の人はまさに汗びっしょり。ビーフンを使ったパンシット係の人は上半身裸で何人分作っているのか、“肉体労働”と言った感じ。でも準備の時からみんな楽しそう。 夕方が近ずくと子どもも大人も集まりだします。順番にごちそうのプレートと飲み物が渡され、席に着きます。小さな子は前の方の小さな椅子、大人は後ろに陣取ります。日本と色使いが随分違う大きなケーキも登場。 良くも悪くも“およばれ”と言った感じの日本の誕生日パーティとはずいぶん違います。準備をするところから、参加しての楽しみ方までせっかくの集まりを精一杯楽しもうという感じが伝わってきました。

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