2019年7月15日月曜日

P 時間差




以前韓国で目にした田園風景は、ハングルの看板でもなければ大型機械導入以前 田んぼ一枚当たりの面積を大きくする区画整理以前の日本、ちょうど230年くらい前を思わせるような情景でどこか懐かしさを感じさせてくれました。フィリピンは450年あるいはもう少しかな。 ただ、この差を埋めるのに450年かかるというわけではありません。その根拠、私実感したんですがケニアに行った時の携帯電話のこと。日本などでは電柱を立て電話線をひく時代を経てから携帯通信の時代を迎えました。 いまでこそこんなに身近になった携帯ですが、最初に電柱を立てた時から数えると100数十年かかったことになるのじゃないでしょうか。それがケニア・大地溝帯マサイマラの高地のマサイの人たちのところへ行った時 極普通に携帯で会話しているところを目の当たりにして、電柱を立て電話線を引く・有線の時代を経てから携帯に進むものだと思っていたのがいきなり携帯に進むんだと思い知らされた経験があります。技術革新、新しい技術が誕生すると、段階を飛越て社会が変わるんだと実感しました。ですから、フィリピンの農業もあっという間に変わる時があると予感がするのです。

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