2019年7月20日土曜日

P  楽しみ方を知っているフィリピンの人 2/2 おもてなしの作法


   

先日今年のJCOBBBQが終わりました。私が参加するのは2度目でしたけれど、今回は参加者が前より少なかったように感じました。 ところが、BBQの食材が次から次へと出るは出るは私の口からは「すごいね~」という言葉しか出ません。いったい何人規模を想定して準備したの!?と心配になるほど。 持ち寄りのごちそうもたくさんありましたし。 結局、そこまででも余るほどだったBBQしたものも 手を付けるまで行かなかった食材もみんなが“お持ち帰り”。 日本だったら、足りないのも困るけれど、このようにあまりにも余り過ぎるのは「何を考えて準備
したんだ!」と言われるのは必定。 あるだけ… とか計画性がどうとか好ましくない話を知らないわけではありませんが、それはこういう展開を目にして言うようになったのじゃなかろうかと思いました。 でもその晩からどうも気になって考えてみました。食習慣・食文化、おもてなしの文化・風習もお国柄。 準備としては無駄なくというのが正解(の一つ)。でもおもてなしの作法としてはお客様に、余るほど「あなたが来てくれてとてもうれしいです。」の表現として食材を用意するというのも正解だと思いました。そういうおもてなしの文化 風習で言うと他所でもありますしね。 それで言うと、私は最高のおもてなしをしてもらったというわけです。

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