2011年4月19日火曜日

“平和な状態”


塩釜のお墓
私の考える“平和な状態”

・物音をたててもとがめられることなく、
 子供の歓声と赤ちゃんの元気のいい泣き
 声が聞こえる。

・なくなったその人一人だけのためだけに、
 多くの人が悲しみ“式”を執り行う。






 今回の東日本大震災の及ぼした被害のあまりの大きさと広域への影響は火葬場といえど例外ではなく、ついに“土葬”が始まりました。
   (もちろん”土葬”自体が悪いわけではありませんよ。)

 自然葬もひと頃より自然に耳に入ってくるようになったし、その他世界には 風葬 鳥葬 水葬 死後も住居で共に と、さまざまの弔いの仕方があるし、きっと私の想像もつかない 弔いの仕方もあることと思う。
 文化が様々なように、弔いの仕方が様々であっても共通するのは、弔われるのは一人、弔うのは多くの人 でしょうか。

 この一人というのはポイントかな。
戦争 紛争 事件事故 ででもなければ、一度に複数がなくなるというのはまずないですからね。

 正直なところ個人的には"儀式”はいろいろ大変に思うこともありますが、弔いの儀式 お葬式 は感覚が麻痺していないふつうの時、平和な時、特定のその人のためだけに行われるんですからね。
 一度に大勢の人の、埋葬だけを儀式なく行うというのはやはり平常ではありませんよね。

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