最初に訪問した避難所はボランティアの人たちが一生懸命支援活動に携わっていました。
情報交換をした責任者の人は、その人自身も被災者だったようです。 最後の方で、ご自身も右下肢の外傷の様子を見てもらっていました。
そのときのやりとりを少し聞かせてもらいましたけど、私は憤りを感じましたね。
「まだみんなには話していないけど、24日までにここを出ていかなければならない これからどうやって生活していこうかを心配している人たちに話し出せないでいる。」
「避難所の統配合を進め、24日までにこの避難所を閉鎖 すると言われているんです。」という悩みを打ち明けていました
状況が変わっていくのだから、それに応じて取り組みが変わる。その一つとして、復旧・復興の進み具合によって避難所の統廃合も出てくることでしょう。でもいきなり、それも放り出すように、先のことを相談も示しもせず閉鎖!だけを通達するってのは、今しても良いことでしょうか。
この避難所は学校の体育館を転用している所だから、3月・小学校の卒業式の時期。担当からすれば滞りなく式を行うように手を尽くすのはある意味正しいこと。
でも今目の前で起きていることが見えているのか、見ているのか、わかっているのか、そこが問題だと感じます。
これからどうやって生活していこう、次がまだ決まっていないのを心配している被災者の人たちが現にいるんですから。
それを言い出せずに悩んでいる人がいるんですから。
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