2011年8月11日木曜日

F 生きていればこそのこの痛み

今久しぶりの  生きていればこその痛みを味わっています。

何年ぶりでしょうか。
恋い それもうまくいかなかったときのこの気持ち。

私、辛いけどこの感じ嫌いじゃありません。この切ない気持ち胸のうずき 嫌いじゃありません。

ただし、成就しないことがいいんじゃなくて、生きているというのが実感できるということに関してですが。

私、恋いとコーヒーは 熱くて濃いものが好み。 味のタイプは 苦いタイプが好みなんです。
今十分苦みを感じています。

今、高ぶった分ひどく落ち込んでいます。  落ちつきません。
暑さのせいもあるのかもしれないけど、頭が痛いし食欲がありません。

先週一週間は今思い返すと怒濤の一週間でした。
寝不足になるくらい大変だったけど生き生きとしていた一週間でしたね。
週末から週明けの数日間は、まさにピークに上り詰めてそこから一気に奈落の底に落とされた感じでした。

その数日間を・・・
土曜日
午前 ヨガの教室
今の気持ちの高まりは、一通のメールから始まり、直接会うことはもちろん電話で声を聞くことも
ありませんでした。
ただひたすらメールという手段で話を聞き話を聞いてもらいました。
太鼓の仲間だし前々から知ってはいました。
だけどただそれだけ。今回のことでも改めて会うこともなかったし。
だから全く持って、肉欲から出発したんではないと言うことに気づいたんです。
それに気づいた後、このことを忘れないように書き留めなくっちゃ。それまで忘れないように忘れな
いようにと思ってこの日のヨガには集中できませんでした。


ヨガ。特にこのハタヨガ、そして先生。私にはちょうど合っていたみたいで、通い始めた頃は、
朝起きるだけでも辛かったのが、調子がよくなるのが自覚できてからは楽しみになりました。
歌やサックスにもプラスになりました。
いろいろなアーサナーももちろん良いんだけど、呼吸だけでもすごく違いを感じました。
Fさんにとっても、この呼吸法だけでもずいぶん違うんではないかと思いました。


午後
セネガルの太鼓 サバール ワークショップ
Fさんから主催者のRさんは友達。よろしく と伝えてと伝言が。 どんな人かと思っていました。
そしたら私も前にあったことのある人でした。 参加者も知っている人が大勢いました。
サバール。もちろんソロ楽器としてもいけるものだけれど、ジェンベなどに比べるとより合奏や歌伴
に合いそうな感じがしました。


オリッシーダンス シタールとタブラのセッション
演奏。特にシタールは リズムとかビートとかではなく、波、 ウエーブ うねり のようなものを感じ
ました。
タブラ シタールの二人。 目でタイミングを取り、呼吸を合わせて演奏。ソロのバトンタッチ。 
ジャズプレイヤーのプレイを聴いているみたい。  シタールはジャズにあうと改めて感じました。
ディネーシュ・チャンドラ・ディヨンディさんのタブラも良かったけど、シタールの斉藤勇さんがすごく
良かった。 
オリッシー ダンス 
ラフール・アチャリアさんは男とか女とかを超越していましたね。
体つきもそうですが、顔の大きさ(小ささ)身体との比率が日本人とはぜんぜん違っていました。  
不思議な感覚 トランス状態に少し足を踏み入れたような感じがしました。


会場となった木揚場協会は暑かった~。
足下は畳。ぶかぶかに波打ってとまではいっていませんでしたけど畳ごとに高低差がある上に
石や板の床と違って柔らかく、縁もあって勝手も違い踊りにくかったのではないでしょうか。 
もう少し条件のいいところで踊ってもらえたらよかったし、それを観せてもらいたかったと想い
ます。
ラフールさんの、ライトに照らし出されて光輝く汗も美しく感じました。

日曜日
休むぞ(お昼まで寝るぞ!)と決めていたのにいつもと同じ時間に目が覚めてしまいました。
仕事に行かなくてもいい日なのにねぇ。

パソコン、メールソフトを立ち上げたら、Fさんからのメールが 何通も。 
送られてきた順に目を通すと、時と共に内容 口調が変わっています。
最終のものは、気持ち 決まりました 決めました というもの。  
女の人が一度ここまで気持ちを決めると変えさせるのは無理な話。
男性が怖い とまでなってしまってはどうしようもない

月曜日
午前 
車を運転しながら、考えるとはなしに 考えていると、とてもこのままではいられない感じに
なって、午後から休みを取ることにしました。
昨日の何通目かのメールをみてから 考えていたこと 話したいこと 話さなければならないこと 
メールくらいならいいか メールも出さない方がいいのか・・・

午後
献血センターへ。
6月の時は、ヘモグロビンが基準に達しなかったということでできなくて2ヶ月様子を見て今日この
日に。
あのころは支援業務の関係で、睡眠も不十分だったし疲れていたからだったんじゃないかと思っ
て。
だけど今日もだめ。もう一生できないんじゃないかと悲観してしまう。

予約したフラワーバスケットを取りに、H一輪による。
電話を受けてくれた女性は外にでていて女主人がバスケットを作ってくれる。近所の知り合いが
ペットを連れてきていて、私にお花の感じを聞いたり、その知人と話をしたり忙しそう。たまにしか
頼まないけれど、いつもの女性の方が印象はいい。

母の誕生日 フラワーバスケットを持って久しぶりにHの里に顔を出す。
一段と小さくなったように感じる。顔も細く痩せ、鼻も薄く堅くなったように見える。
ちょうどお風呂の後と言うことで布団に横になっていたが、姿勢を保つことができなくなっていた。
保とうとする意志もなくしていた。 体が不自由でも意志がしっかりしていればどれだけ違うだろう。


バウワウで エピゾ・バングーラ コンサート
疲労感があり少し気が重かったが、行くと約束もしていたので出かける。
会場のバウバウは非常に熱い。昼と夜の切り替わる一時でなのか風がない。
エピゾさんが盛んに “寒いですねぇ” と繰り返していた。アフリカみたいとか、アフリカはこんなに
熱くない(じめじめ湿気)とか。
汗がすごい。衣類がべったりと身にくっつく状態。

群馬との県境に近いところからこの海沿いまで、週のはじめの平日だし、まさかいるわけはないと
思いながらもついFさんの顔を求めて会場を見渡してしまう。

会場には知った顔も大勢。 ただ私が覚えているほどにはこちらのことを意識している人は少ない
だろうけれど。
Fさんはここにいる人たちと私よりもっとひたしいんだろうなぁ。
場所を選んで腰を下ろしたせいも大きいけど、いい角度でプレイヤーを望めました。
写真はオッケーということでたくさん撮らしてもらう。
そんな気ぶんでした。

火曜
午前
辛い気持ち 感情が 一段と強くなっりました。
じわじわ と。

ここのところの猛暑が今日は一段と強烈なようで熱中症のような気もするけど、頭が痛い。 
とても仕事をしていられない。
どうしたらいいのかわからない。


水俣集会に参加。
私と新潟民医連を結びつけた事柄でもあり、すべて解決、なにも問題なしという到達ではないけれ
ど、とにかく和解したということで一区切りなので。

患者さんの話、弁護士の話、運動に関わった青年たちそしてベテランの話などがありました。
なかで特筆は関川先生の話。もう60も後半の年齢だと思うけど、この数十年ぶれることなく患者と
真実のためにがんばってきた先生。
私も一時関わらせてもらったけれど、そんな比じゃぁありません。

志半ばで病に倒れた白川健一先生のことを思い出します。
この人も偉い人でした。人間として尊敬します。
手を換え品を変え。飴と鞭でいろいろ圧力があったと想いますが全うしましたものね。

水曜日
これ以上困らせてはいけない  思いを伝えたい  読んでもらいたい  気づかないでほしい
いろいろな気持ちが交錯。
とにかく気持ちを整理しておこうといろいろ思いを巡らせる
朝から暑い。今日も頭の痛みは続いている。


結局年休を取り新津美術館に。
ここは規模としては小さい美術館だけれど、子ども 絵 本 をキーワードにしているようで、たび
たび絵本原画展が催されています。
この規模の美術館だし、特徴を出す一つのやり方だと思 います。
今日は 世界の絵本作家展Ⅲ・絵本の世界へ旅しよう の企画展です。
以前から観ていた絵(作家)初めて知る作家の作品が約200。絵本作りの変遷、星の王子様の
初版本が展示されていました。

多くが、作家自身のことも知っているか、あるいは作家については知らなくてもこの絵は知ってい
るという展示でしたが。
「チリとチリリ」のシリーズの絵などの どいかや さ んが見っけもんでしたね。

別室では、常設展と非核平和絵画展(平和を望む世界の 子供たちと、広島原爆被災者の絵)も
観ることができました。
今日と同じ明日が来ますように というテーマで描かれた一枚が3・11の後ということでこの言葉が
心にしみます。

木曜日
辛さが一段と増してきました。
幸いこの週末はお休みが一日多い。
なにもしないでただ時間をやり過ごしたり、どこかへ出かけたり、わざと忙しくしていましょうか。

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