11・18(金)
今日はサックスのレッスン日。
先日マイ・サックスを購入した人は家でも練習をたくさんしているようす。音も良くでているし指も良く動いています。
ここに来たときしか触らない私とは違います。
でもそれでこれだけ吹けるのはある意味すごいのかな。なんて思ったりもしますけどやっぱり練習は必要ですよね。
マイ サックスを決めるため ヤナギサワ ヤマハ セルマーを吹き比べる時少し同席させてもらいました。
この夜彼女が吹き比べたサックスは三者三様、メーカーごとに個性がはっきりしていました。
彼女は最終的にヤマハにしたんですが、私はすっかりセルマーが気に入りました。
違うものですねぇ。ヤナギサワはバリバリとブローする感じ。強く息を入れなければ鳴らない、良くも悪くも抵抗があって力強い音。
ヤマハは管が太い印象。最初に音を出すということでいうと一番だしやすそう。良い音で鳴らすには慣れや練習が必要なんでしょうけど、アンブッシュアにちょっと注意が必要かな!?
セルマーは、正直こんなに違うのかとびっくり。実にまろやかで甘い音でした。
私が長年愛用しているのはずいぶん昔のヤナギサワA80というモデル。そこにオットーリンクのラバーのマウスピース(メタルではない!)、リードはヘムケも好きなんだけど、普段はマーカジャズの2半あるいは3を使っています。
腹筋というか呼吸というか、運動という気持ちもあって大きな音でバリバリ鳴らしてますが。強すぎるというか、もうちょっと強弱をつけて表情をつけた方がいいなぁと思っていました。でもこれ楽器のせいもあったんだと言うことに気づきました。
ヤナギサワは体で息を入れバリバリしないと良く鳴らない感じなんです。もちろんうまい人は別ですよ。 あくまでも私においてというところですが。
イメージとしてはバップなんかがぴったりなんでしょうね。
ところがセルマーは音も出しやすそうだったし、なにより甘い音。たぶんそういう音を出そうとしてじゃなくて、普通に吹いてもそういう音がでるんでしょうね。
すっかり気に入りました。
難点はヤマハの倍。 と、までは言わないけれど1.6~8倍もの値段。演奏する曲や好みもあるからセルマーが絶対一番なんて思わないけど、それでもこの音が良いと思ってもこの値段の差は大きいでしょうね。ヤマハだって決して安い値段じゃありませんでしたもの。それの、ですからねぇ。
ちなみに私ポール・デスモンドの音好きなんですよね。同時にバリバリと吹くバップやモダンジャズの演奏・音も好きですが。
最近はジュリアン・キヤノンボール・アダレイの明るい音も好ましく思っています。
ギタリストの人はけっこう何本も持っていて使い分けたりしてるし、サックスプレーヤーでも何本も持っている人もいます。
私だって曲で使い分けてもいいのかもしれませんね。
11・19(土)
午前はカノンの練習。
ちょうど駐車場に車を止めていたときMさんも来て一緒になりました。
彼女も仕事が忙しく、一緒になるのは実に久しぶりだったので近況や仕事のことなどを話しながら建物に入りました。
彼女話すときはいつも良い笑顔を返してくれるので気持ちが良くなります。少し高ぶった感じで練習に参加できました。
今回は(あまり大差ないけど)後3回の練習日しかなくて、みんな仕事を抱えているからなかなか全員がそろいません。先週はこの彼女がこなくて、先週来ていた人が今日はお休みという具合に大変なんですよ。
私は相変わらずキャストだけじゃなく設営から始まって何役かなぁ。今回はハンドベルの時のベース演奏もすることになったので練習しなくちゃ。
午後は先日のお礼で親戚周り。
夜は念願の「おじいさんと草原の小学校」を観に行ってきました。
東京の岩波ホールでかかっていて、新潟にも来ないかなぁと願っていた作品。
決して 楽しい映画 というわけではありませんでした。
舞台となった場所は、風光明媚な観光地ではないけれど、昨年私自身がケニアに行ったということもあって懐かしくも美しい景色でした。
映画は、ケニアとして独立するまでのイギリスと 部族間の出来事。
マウマウ団、自由を求める人たちに対しての激しい弾圧。
目を背けたくなるシーンもたくさんありました。あれでは反発もうけるし 独立 自由を求める人たちは増えるばかりでしょう。 かえって追いやっていましたね。
人間の尊厳が詠われていた作品だと感じました。
自由と教育、家族の大切さ。 人間として美しい人が写っていました。