2011年11月11日金曜日

納棺


おかげさまで、牧師の司式で教会にて前夜式 葬送式を終えることができました。



それに先立っての納棺式まで二日間は会堂とは別の部屋にいました。

「教会は神様が守っているんだからずっとついていなくてもいいんですよ」と気付かってくれる声もありましたが、そこに兄弟が交代で泊まり込みました。


小さいときは夜の暗闇が 雷が 怖くてしようのない私だったのに、この広い家、電気のついていない真っ暗で寒い家に帰ってきても、真っ暗な夜中の雷にも何とか大丈夫。

変われば変わるものだと思います。今の状態「怖い!」と言ってもどうにもなるものではありませんが…



そんな私、そして映画の好きな私。

いくつかの話やシーンを思い起こして、心細い気持ち少し怖い思いが全くないわけではありませんでしたが私をいつも気づかいかわいがってくれた母ですもの、一晩添い寝をしました。

 また前のように声をかけてほしい、こちらを見 手を伸ばしてほしいと思いながらも、もう時間がたち胸腹部にドライアイスを当てられても冷たいと言わない状態になって、そんなことはありえないともわかっていました。

でも映画なんかだといきなり起き上がったり物音を立てたりというシーンがあったりということもあるのでいろいろね…



夜も更け、時折通る車の音が響き渡り、自宅での夜との違いをこんなところでも感じさせられました。

照明を落とし寝ていると時折「プツ!」とか「ポッ!」という音がするのです。多分ドライアイスが気化する音だと思いますけど少しドキッ!としました。

  

写真は納棺時の一枚。望みでもあったお花でいっぱいの様子です。

お世話をしてくれた人が最後のお化粧もしてくれました。

“エンジェルメイク”に改めて取り組んでいる人もいて関心を持っていました。

そういうことで言うと、私の知っているレベルのものとは少し違いました。

簡単なことでないのはわかっているつもりですが、まだまだこれからなんですね。

0 件のコメント: