2013年5月12日日曜日

もっと想像力を  国会議員が靖国神社に参拝すると


 最初にこのことを思ったのはもう結構前のこと、総会準備などで忙しい毎日が続きタイミングを逸してしまった感があります。
  けどそのおかげで、この問題が当初思ったとおり「やっぱり!」と言う進展をするのを確かめることができました。

 

 この問題とは、麻生副総理・財務大臣を始めとする国務大臣や、びっくりするほどの議員の靖国参拝のこと。
  菅官房長官が「影響はないと思いますよ」と答えたのにもあきれました。
  今回が初めてのことではないので、この問題への韓国 中国の反応は予測できないことじゃないのに。

今回の韓国 中国両国の反応はこれまで以上です。
  そしてこれまで以上の反発 懸念が両国以外にも広がった現状を見て、さすがにここまではまずいと思ったようですが、今更取り繕っても遅いというものです。

 思うに、この度のことは相手のことを考えられない、それも相当に幼い子供が自分の好きな事だけをしているとしか思えないそのレベルと感じてしまいます。

同様のことは、この靖国神社参拝のことだけじゃありませんよ。
  今まで何もしてこなかったのにいきなりの「428“主権回復の日”式典」。
  428日は沖縄の人達から見れば日本本土から引き離されアメリカの従属に入った屈辱の日なんだそうです。だからこそ嫌だって言っているのに強行しました。

相手の気持ちに全くお構いなしですよね。

「“従軍慰安婦”→セクシャルスレィブ」への対応でも同じことを感じますけど相手のことを想いやる心、これをしたらどうなるかを想像する力が欠如してると思います。

 

小さな子どもでも、何でも好きなようにできるわけではないということを子ども同士の関わり合いの中で、社会性を身に着けるなかで学んで大きくなっていくのです。
  いくら自分がこうしたいあーしたいということがあったとしても我慢する、そんなことをしたら相手がどう思うかを思ってあきらめることも学習し 経験して大人になるんです。
  だから大人、まして国会議員 公人ならばそこまで配慮して処するべきではないでしょうか。

特に、安倍首相は日ごろから「日本を守る」とか言っているんだから、ほんとに国益にかなうことをしてほしいですね。 この度の一連の対応を見ているとそもそものところがずれているとしか思えません。

 
 それにつけても、いつまでも学習しないなぁ。

 日本は「殴った方は忘れても殴られた方は忘れない」の殴った方ということをもっと自覚すべきです。 された側のことをわかっていないと思います。

「そんな事実はない」の一点張りで問題自体を認めていないんだからなおのこと解決はおろか同じことを繰り返してしまうんです。 

ほとぼりが覚め許されると安易に考えているんじゃないでしょうか。

嫌がっている相手の気持ちを感じとって、考え行動すべきです。

仮にそれが足りなくて問題を指摘されたら素直に最初に戻ってもう一度考えてみるべきです。

 

韓国のパク・クネ大統領のこの度の訪米における立ち居振る舞いは大したものだと思いました。これがなんで私の国日本の首相でないのかというところが情けないところですが、

自分の言動が世界にどのような反応を生み出すかを十分に考えて行動したと思いました。
  すっかりアメリカを、世界を、味方につけてしまいました。
  「何も影響はないと思いますよ」と言って呆れられる大臣とは偉い違いです。 賢い。

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