2013年5月28日火曜日

「おらホンにやんだなあ、つらい思いして。わかい人らよ、二度とだまされてなんねーぞー。わが子守らねばなンねーぞー」


先日新聞の読者投稿欄にこんな記事を見つけました。

それは福島市のFFさん(84歳)の「戦地に行ったステさんの息子」と題してのものです。

 
 

一人ぐらしの今は亡きステさんは、いつも戦死した息子さんのことをこう話していました。

「息子は20歳になると赤紙が来て、八幡神社に集まった人らに、母のことをよろしくお願いしますと言って戦地に行ってしまった。広い大陸の空吹く風も母の声のように聞こえると手紙が来たよ。なんぼか寂しかったべなあ。おれはあの頃軍国の母なんだと気いはっていた」

「戦争が終わって、夜中にカツカツと靴音がして、さてはあの子かと起きてみたが靴音は通り過ぎてしまった。あの子は帰ってこなかった」

「おらホンにやんだなあ、つらい思いして。わかい人らよ、二度とだまされてなんねーぞー。わが子守らねばなンねーぞー」

戦前女性には選挙権がありませんでした。しかし今は違う。一人一人が大切な選挙権を持っています。そして命をかけて侵略戦争に反対した共産党が公然と活動しています。7月の参議院選挙、子どもたちのために、平和な日本を創るために、私も力をつくしたいと思っています。

 

 

 

ここで紹介されているステさんそして一人息子さんのエピソード、心に響きました。

 この投稿をしたFFさんがどのような人なのか、生い立ちの人なのかはわかりません。

けれど、人間としてとても真摯な姿勢を感じました。

漢字が多ければ多いほどいいわけではありません、でもどちらかと言えば少なめ。

 

 そういうことで言うと対極にあるとも言える、大変難しい試験にうかって弁護士資格を持っていながら、他の人もやっているからとか言って真理として善悪の判断の出来ない人権意識の非常に低い、人の事なんかなんとも思っていない人とは大きな違いを感じてとても印象に残りました。

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